必要な書類を取ってくるようパパンの命を受け、十年ぶりぐらいに生まれ育った街にいってきたのですが、変わってる場所と変わってない場所が入り乱れてて変な感覚でした。
でも、欠かさず本屋&古本屋&ゲーセンをチェックしてくるのは拭いきれない性(さが)でございます(苦笑)
駅前のゲーセンのポプ台が4曲設定だったけど、画面が赤っぽくなっててダーク必須じゃないとプレイしづらかったわ。
で、その街の本屋で地元の本屋ではなかなか発売日すぐに入ってこない角川ルビー文庫の新刊を発見、中に挟まってる広告を見た瞬間、
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工と、心の中で大絶叫ですよ!
タクミくんシリーズの実写映画化決定!って正気の沙汰かいな。
ボーイズラブだぞ? 801だぞ?! ってかジュネだぞ?!!!
いくら昨今のマンガやライトノベル原作のドラマや実写映画の乱発ブームがあるとはいえ、フォモネタを実写映画化するのはどうかと思うんだが…。
いや、普通にゲイの話とかなら別に構わないけど、ボーイズラブを実写映画にするのはヤメレ!!
だって、タクミくんはともかく、ギイをやれる若手俳優がいるわけないじゃないですか。
ハンサムとかイケメンというより“美貌”という言葉の似合う男がそもそもほとんどいないのに、更に御曹司でノーブルで頼り甲斐があって、私がギイの年齢(作品当初高2、現在高3)をとっくに越えてても未だに精神年齢が勝てないと思うキャラナンバー1を不動のものにしているギイだぞ?!
…そこ、痛いとかゆーな(笑)
タクミくんシリーズはボーイズラブという言葉が出来るずっと前から、それこそBLの老舗であるルビー文庫が創刊される前に角川スニーカー文庫で出てたぐらい(その頃はジュネ系とか耽美系とか言われてたねぇ)歴史のあるシリーズなわけですよ。
個人的にもこの類の本の中で一番最初の方に読み始めた作品なので、自分の中で攻めキャラの基準の一つになっていると言えなくもないし、最近のBL本の攻めキャラとは一線違ってると個人的に思い込んでるもんで、ぶっちゃけ2次元だからアリのキャラなのにそれを2.5次元(実写ドラマ)に出来るわけがない!と主張するのに最も当てはまるキャラなのですよ。
マンガ原作のドラマとかいくつも見てきてて、ドラマの方が原作より好きだったり、原作の雰囲気を壊してないモノもないことはないけど、そして、実写ドラマや映画は原作とは別物だと考えるべきだとはわかってるけども、コレばっかりはどう考えても原作ファンをメインターゲットにしている映画になるわけで…原作ファンの期待に応えられるような作品になるとはどうしても考えられないね。
某ねぎまが実写ドラマ化するにあたって阿鼻叫喚していた人たちが3次元はありえねぇ!と声高に言っていた気持ちがよく分りましたよ(苦笑)
日常生活+αなマンガを実写にするのはまだ理解できるけど(作品の出来はまだ別)、いわゆる“萌え”とか特殊ジャンルのマンガや小説は2次元だからこそ活きる表現だし、自分の中で想像をする余地があるからこそ支持されているだろうに、その想像に固まったイメージを提示される(実写化する)のは大きな御世話以外のなにものでもないと思うんだけどなぁ。
じゃあ、見なきゃいいじゃんってコトなんですが、そう割り切れないのがファン心理ってヤツだよね(笑)
なんにせよ、恐いもの見たさで誰がギイをやるのかってのはやはり興味があるわけですよ。
タクミくんは憂いと頑なさと普通さと可愛さがある子なら凄い“美少年”じゃなくてもいいのですけどね。
というわけで、今後の動向をビクビクしながら見守りたいと思ってます。
てか、BLものは実写化はもちろんのコト、アニメ化もCDドラマ化も苦手なんだよ~。
マンガとか小説とか、そういうままの方が自分なりの楽しみ方が出来て私のは合ってるんだよね。
それよりなにより、ボーイズラブってのはファンタジーなんだよ~!!(爆)
それぞれの心の中で実写にさえなってりゃいいだけなんじゃないのかいな?
ま、それも私のわがままなんでしょうけどね。
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